愛され女子の作り方

ありのままの自分=愛され女子への近道。でも、ありのままって?ダイエット、美容、健康、心理など、私なりの「ありのまま」を追究していきます。

ダイエット論その②-続き:筋肉太りの下半身痩せ

もし、筋肉がつきすぎたせいで下半身太りが起きている場合、どうしたらいいのか。

特定の部分が太りやすい体質というのは実在することは、こちらの記事で取り上げ済みですが、下半身痩せについて具体的に取り上げてみたいと思います。

まず、本当に筋肉がつきすぎているのか(固い肉を全部筋肉と思い込んでいないか)、もし筋肉がつきすぎているとして、なぜそうなってしまったかを検証することが必要です。

 

本当に筋肉太り?

筋肉太りな気がする(でも確証が持てない)と思う人は、まずはじめにここにあるチェックシートで「自分の適正体重、適正脂肪を超えて太りすぎていないか」を確認してほしいです。もしかすると、適正体重・適正体脂肪量を超えておらず、そもそも体質的に下半身に筋肉がつきやすいだけかもしれません。

  • 一つの例として:女の子は、生まれたときに股関節が脱臼・亜脱臼していることが男の子に比べてはるかに多く、脱臼しにくいように脚の筋肉が太くなりやすい傾向があります。

筋肉太りの原因

関節が弱い人は、無意識のうちに関節をかばう歩き方をするため、筋肉に力が入りやすく、筋繊維が太くなりやすいです。また、関節が丈夫であっても、立っている姿勢や歩いている姿勢が悪いと、人間本来の筋肉の使い方と異なる動きになるため、変な位置に筋肉がつきやすくなります。

筋肉を太くしたくないのであれば、足に合った靴の着用、中敷き、テーピングなど、日ごろから工夫が必要です。

また、日ごろから全く運動をしていない人が急に運動すると、筋肉の使い方が分からず、異常な筋肥大を起こしてしまう可能性があります(とくに体重が重すぎる人は関節を痛めやすく、ウォーキングやジョギングで上記の足のトラブルを悪化させやすいので要注意です)。

次に考えられる筋肉太りの原因は、運動をしていないことです。「は?」と思うかもしれませんが、運動を定期的にしない人(とくに筋トレや、ランニングやジョギングなどをしていない人)は、筋肉を鍛えていないために、筋肉のパフォーマンスが悪くなります。つまり、「筋力がないために、体を支えるために筋力のない筋肉を太くさせて、なんとかバランスを保っている状態」です。

同じ筋肉の太さでも、鍛えている人は1平方センチあたりの筋肉のパフォーマンスが高いです。鍛えていない人は、筋力がない分、量で補わないといけません。

つまり、適切な筋トレをしたほうが、筋肉がコンパクトになるのです。

きちんと運動をしているせいで筋肉太りをしてしまった人は、その運動を続けている限りは筋肉を減らしてはいけません。ケガ、パフォーマンスの低下の原因になりえます。「昔運動していたけれど、今はやめているのに太いまま」という人は、逆にその筋肉は健康にいいことです。また、ここでも述べていますが、下半身が太いほうが男性にとって魅力的ですから、無理して減らす必要はありません

対処法 

まず、足や関節にトラブルを抱えている人は、その筋の専門家に相談して、対処法を考えたほうがいいでしょう。

筋トレよりも、有酸素持久力を鍛えたほうがいいと言う人もいますが、本当の筋トレは1セット10回程度で、時間をかけてゆっくりやるものですから、持久力がつくはずです。回数を多くガッチャンガッチャンとマシントレーニングを30回以上やるのはパフォーマンスの低い、太い筋肉を作る原因になります。

パフォーマンスを高める筋トレは、1回5~10秒かかります。10回程度で限界を迎える筋トレがいいでしょう。インターバルを10分~15分あけて2,3セット行うのが理想的です。 

運動をしている人は、自分の脚が太いことをコンプレックスに思うのではなく、「脚がガリガリな女性が多い中、私は脚が太いおかげで男性から選ばれやすくてラッキー♪」と思ったほうがいいでしょう。

そもそも、筋肉は50歳を過ぎたら劇的に減っていきます。若いうちにたくさん下半身についていることは、50歳以上になっても若々しく生きていける証拠です。目先の美にとらわれ、50歳過ぎたらろくに出歩けない人になってはもったいないです。しかも、歩けない、動けない人は記憶力も低下しやすく、骨折もしやすいです。50歳になっても平均寿命まで30年以上あります。脚が筋肉質でも楽しい人生は送れますが、50歳過ぎてガリガリの筋肉のない脚では楽しく生きていくのは大変ですよ。