愛され女子の作り方

ありのままの自分=愛され女子への近道。でも、ありのままって?ダイエット、美容、健康、心理など、私なりの「ありのまま」を追究していきます。

ブラジャーは不要らしい

フランスのJean-Denis Rouillon氏が昨日発表した研究結果によって、ネットがすごい勢いで盛り上がってます(海外サイトだけかな)。

Rouillon氏、フランスの無名のスポーツドクターなのですが、16年以上、300人強の女性のバストを観察した結果「ブラは無用の長物」と結論付けたそうです。

http://www.reuters.com/article/2013/04/12/us-france-bras-idUSBRE93B0Y020130412 

ロイター通信が取り上げたことを皮切りに、さまざまなウェブフォーラムで注目され、日本のテレビ・ノンストップでも取り上げられました。

Rouillon氏曰く、ブラを着用することによって大胸筋や背筋を弱めてしまい、胸本来のホールド力を衰えさせてしまうとか。 

当の本人は、ラジオでこの研究結果を発表した後、あまりにメディアの反響が大きかったらしく、マスコミをやり過ごすために5月下旬までバカンスに行かれたそうで!代わりに研究の被験者の一人、カプチーヌさんがインタビューによく出ているようです。(彼女はノーブラになった途端、呼吸が楽になり、肩こりや姿勢もよくなったそうです→英語でいう”Back pain”は大体肩こりのことを指すので、私は「肩こり」と訳しています)

 

ただ、この研究結果、どこの論文雑誌にも出ていません。公式では「未発表」というカテゴリーになります。さらに、「すべての女性にとってノーブラがいいとは言い切れない」という含みも残しています。

とりあえず、まだ胸の成長途中であろう若い女性(うーん、18歳~35歳がRouillon氏の研究対象だったことを考えると、憶測では25歳くらいまで?)は、ブラジャーを付けないほうがいいようです。ただ、Rouillon氏も「肥満体型の中年女性はブラジャーの支えが必要だろう」と指摘しています。

(胸にコンプレックスがあったせいで、他人のバストをがん見する癖がついてしまった)私の個人的な感想としては、アンダー70以下かつEカップ以下の女性はブラは不要。アンダー75以上なら、人によってはDカップくらいからブラがないと、重みでバストが垂れ下がりやすいので(必然的に皮膚も重力に負けて引っ張られやすいので)、アンダーサイズにゆとりのあるブラをつけたほうがいいと思います。ただ、週に一回は出かけない日を作ってノーブラで過ごすほうがいいかも肩こりには効果的です。

もちろん、運動する場合はバストが大きく揺れるので、スポーツブラで固定する必要がありますし、人によっては全然違う意見も持っているでしょう。

ちなみに、ノーブラになるのなら、急に毎日ノーブラにするのではなく、弱った大胸筋や背筋のリハビリとして、ちょっとずつノーブラにしていくのがいいと思います。

(たとえば、ブラホックを外して過ごす時間を設ける、キャミソールみたいなサポート力のあるインナーを代わりに着るなど)

 

前回のジェネレーション天国で、「ノーブラがファッションとして流行していた時代がある」+「ファッションは何年後かにはまた戻ってくる」=近々ノーブラが普通になって、前田敦子をはじめとするアイドルが乳首が見えるファッションに!!と心を躍らせる男性が映し出されていましたが、もしかしたら本当に「ノーブラの時代」が来るかもしれません。

 

Rouillon氏の論文が発表されたら詳しいことを取り上げてみたいと思います。

バストアップのレシピ

本日の別記事「ブラジャーは不要らしい」でバストネタを取り上げたので、ついでにもう一丁おっぱいネタを。

胸はどこまで成長するか

胸を大きくしたい!という願望を抱いている女性は結構いるようですが、ある人の胸が大きくなるかどうかは、「体質」によってだいたい決まっています。

ですが、大体の女性は体質によって決められたバストまで成長せずにいるようです。
その理由は「体脂肪が減りすぎ」「土台が狭すぎ」「血行を悪くしすぎ」の3つでしょう!(kya88no8調べ)。


バストアップの敵:体脂肪が減りすぎ

まず、思春期の時にダイエットをして体脂肪を減らしてしまうと、女性ホルモンの分泌も低下するので、バストの最大の栄養素=女性ホルモンが足りなくなってしまいます(体脂肪も女性ホルモンを分泌している臓器です。女性は生物学的に、もともと男性よりも適正体脂肪量が多いです)。

そもそも、バストとは何ぞやを考えると分かりやすいでしょう。

バスト=おもに脂肪と乳腺組織が組み合わさったものです。
バストの脂肪は体の脂肪と同じで、ダイエットをすれば減ります。
乳腺組織は、女性ホルモンで成長します。
体質的に、もっと乳腺組織が成長する可能性があるのに、ダイエットと言うダブルパンチでそれを邪魔してしまうのです(特にダイエットを始める人は思春期まっただなかの人がほとんどなので、余計にバストの成長を妨げる結果になります)。
バストアップを目指すならダイエットはしないほうがいいでしょう。

 

バストアップの敵:土台が狭すぎ

バストアップを妨げる第二の理由。土台が狭すぎという点ですが、これは現代人の呼吸法に原因がある気がします。
現代日本人を見ていると、口呼吸や肺の上部しか使わない浅い呼吸しか行っていないため、肩が上がる呼吸が中心になりがちです(理学療法士の友人や、ダイエット系のマルチをやっている友人の上の人も同じことを言っていました)。
腹式呼吸のような肺の下部まで広げる深い呼吸をせずにいると、胸郭が凝り固まってしまい、本来はもっと広がるはずの肋骨が縮こまったままになります。

つまり、身長が155センチ以上あるのに、ブラのアンダーが60センチや65センチくらいしかないということは、「肋骨を間違った呼吸をつづけたせいで、胸郭を固めてしまっている状態」の可能性が高いのです。

土台が狭ければ、その上に乗っかるバストも大きくなれません。バストアップを目指すのであれば、腹式呼吸でもっと肋骨を広げる呼吸をしましょう。アンダーバストはサイズアップしますが、その分体本来のバランスを取り戻せるので、健康や美容にはいいはずです。

 

バストアップの敵:血行が悪すぎ。

バストアップを妨げる第三の理由、血行を悪くする原因はいろいろあります。
運動不足や冷え症がその原因とされがちですが、実は一番の原因は「ブラジャー」な気がします。なぜなら、ブラジャーのアンダーがきつすぎるからです。
え?自分のアンダーサイズの実寸を測って、それに合わせたブラジャーを買っているよ~!
と思う人こそきついブラジャーを付けている可能性が高いです。
なぜなら、ブラジャーのアンダーを測ると、表示サイズよりも5センチから10センチも小さいからです。

私の手元にあるブラジャーで測ってみました。(ホックから一番はじのホックまでです)
アンダー75cmと書かれているトリンプのブラジャーは実寸66センチ、ワコールのブラジャーはアンダー69センチや71センチです(シリーズが違います)。別の通販ブランドのアンダー80cmと表示されているブラは、実寸76センチでした。

つまり、実際につけてみないとわからないのがブラジャーなのです。
そして、通販でブラを購入する場合、そのブランドが実寸サイズで自分の実寸と合うとわかっているならば表示サイズを購入し、わからない場合は(できれば実店舗で毎回試着してみたほうがいいのですが)買おうと思っているブラよりアンダーが10センチ上のサイズを購入したほうがいいという結論に到達します。

家にテープメジャーがある人は、自分のアンダーサイズと、ブラの実寸を比較してみてください!ちょっとびっくりですよ。

 

結論として、バストがほしいなら

  • ダイエットはしない
  • 腹式呼吸で胸郭のストレッチ運動をする
  • ブラジャーのアンダーサイズは10センチ上のものを買う

という3つを守ればよいかと!

体脂肪計はあてにならない

いろいろなメーカーから出ている体脂肪計。実はあれは、とても不正確な装置です。

それは体脂肪計の測定方法がそういう風にできているからです。

体脂肪は皮膚の下にあるため、どのくらいあるのか正確に測ることができません。ですが、体脂肪は「電気抵抗が高い」という性質を持っているため、電気をよく通す水分量を測れば、体脂肪量の目安になるかもしれない!とできたのが「体脂肪計」です。

 

つまり、体の水分量に基づいて、体脂肪量を推測しているのです。

ですが、体の水分量は、同じ人が測っても朝と夜とでは数パーセントの誤差があり、体が冷えているときと温まっている時でも数パーセントの誤差があり、日常的に運動をしていると慢性的に脱水状態になっており、飲酒をしたり塩分の高いものを食べたりによってむくんで増えるものです。

つまり、実際は体脂肪率が20%の人でも、条件が重なれば体脂肪計に乗った時に38%と出る可能性も、7%と出る可能性もあるのです。

 

Aさん
非常に筋肉質。おなかの肉はつまめない。ジムで筋トレを日常的に行う。プールで泳いだ後に水を飲まずに測ると、体脂肪計では「30%超え」の数値が出ます。

Bさん
運動嫌い。おなかはぷよぷよ。ビールとおつまみを大量に摂取して、飲み会で徹夜をし、パンパンにむくんで、二日酔い気味の状態でスポーツドリンクをがぶ飲みして、温かいお風呂から出てきて測ると、体脂肪率は低く出て、「痩せ」の判定が出ます。

どちらが健康かと言えば、Aさんではないでしょうか。
それなのに、Bさんのほうが「よい」値が出てしまうのです。

 

体脂肪計はあてになりません。
絶対的には正しくないからです。
相対的な基準にしかなりません。
週に1回程度、同じ条件で同じ人が測る分にはよい参考にはなるでしょう。

ですが、他人と比べるものではありませんし、人に言うことでもありません

見るからに筋肉が少ない女性が、「私、体脂肪率20%なんですよ!」という自慢をするのは、詳しい人が聞くと「運動不足でむくみがち」と言われているのと同じです。恥をかく可能性もあるので、口に出すことはお勧めしませんし、インターネットで他人に相談することでもありません。

自分なりの基準として心の中にとどめておきましょう。

また、体脂肪計にあなたを初めて乗せたエステティシャンやトレーナーさんが「体脂肪率高いですね!」とあなたを馬鹿にしたような発言をしたら、その人の事は信用しないほうがいいです。体脂肪計の仕組みをわかっていない(絶対的な基準ではないと知らない)人です。話半分にして、リラックスのために必要であれば、そこに通いましょう。

逆にその人の話がストレスになるのなら、今すぐ退会してください。

タニタんの体脂肪計は正確か

あ。メーカー名出しちゃった!(笑)
ちなみに、体脂肪計の中でも高いシェアを誇るタニタですが、あれは2重X線吸収法によってかなり正確に体の脂肪分布を測定したうえで、体脂肪計に乗った時の水の抵抗量+その人の体重などのデータと合わせて、体脂肪計でより2重X線吸収法の測定結果に近づけるための補正をしてます。つ・ま・り、単一民族(に近い)日本人が対象だからこそできる技です。

外国人を自宅の体脂肪計に乗せると、異様に高い値が出ると思いますが、それは日本人は外国人に比べて筋肉量が少なく、体重が軽くなりやすい=体重が重くなると補正がかかって体脂肪率が高いように表示されるというマジックが起きるのです。

筋肉質なイタリア系&中東系ミックスのオーストラリア人の友人を乗せてみたときに、体脂肪率が38%とか出て、「これウソだろ!」ってぶったまげました。(腹筋が見えているのに、体脂肪率38%はあり得ないです)

何が言いたかったかと言うと、体脂肪計は万能ではなく、絶対的に正しいわけじゃないってことです。