愛され女子の作り方

ありのままの自分=愛され女子への近道。でも、ありのままって?ダイエット、美容、健康、心理など、私なりの「ありのまま」を追究していきます。

ダイエットの専門家

と聞くと、どんな人を思い浮かべますか?

内科の先生?
栄養士?
スポーツジムのインストラクター?
ダイエット系マルチのマネージャー?

 

大学では生理学を選択科目としてとり、10キロ以上減量し、そのあと緩やかにリバウンドしている最中に精神を病みながらダイエットと戦い、結局ダイエット前の体重に戻って、ウエスト80センチから68センチにした私は断言できます

 

「本当の意味で

減量させてくれる専門家は

存在しない」

 

どういうことか、一つずつ説明します。

 

医者 そもそも、肥満は病気ではないのでお医者さんには治せません(肥満によって病気が引き起こされたり、病気の症状として肥満になったりすることはあっても、肥満=病気ではありません)。病気が発症している場合、その治療はします。たまたま治療によって体重が落ちる人もいるでしょうが、肥満そのものの治療はしません。

栄養士 栄養士は、食べ物の栄養のスペシャリストですし、年齢や運動量によって必要な栄養素についてとても詳しいです。ですが、現状維持機能が乱れている場合に、体がどのような栄養状態になるのかは科学的に解明されていない以上、栄養士さんにもわかりません。つまり現状維持機能が乱れている=太っている人のことは全く分かっていない人です。

インストラクターやマネージャー たくさんの事例や、上から与えられたマニュアルを見ているので、詳しいように見えると思います。ですが、見てきた「事例」は、せいぜい数か月から数年程度接してきた人です。リバウンドをしている人は、そのインストラクター等から遠ざかってしまいますので、本当の意味で「ダイエット」に成功させてくれるかどうかは謎です。

 

前の記事「太るメカニズム」でも述べましたが、「太るメカニズム」「痩せるメカニズム」ははっきりと科学的に解明できているわけではありません。情報自体、断片的なパズルのピースです。

テレビや雑誌、インターネットに出てくるスペシャリストも、たくさんのパズルのピースの意味をそれぞれ理解していたとしても、科学を学んでいない一般人が理解できるように、さらに断片的な情報しか与えてくれません。よく聞く「レプチン」も、テレビでわかりやすくかつ正確に説明している専門家を見たことがありません(正確な説明をしようとすると、バラエティ番組としてつまらなくなってしまうため、いろいろはしょって説明しますから、当然です)。

 

繰り返します。

長年肥満を研究している専門家でも全体像をよくわかっていないんです。

テレビや雑誌、インターネットに出ている断片的な情報に基づいて自分で頑張ってダイエットをしても、「失敗」するのは当然です。「プロ」に任せていても、誰も全体像をわからないのだから、「失敗」しても不思議ではありません。

 

 

これを知ると、少しほっとしませんか?

ほっとしてください。

そして、自分を責めるのはやめましょう。