愛され女子の作り方

ありのままの自分=愛され女子への近道。でも、ありのままって?ダイエット、美容、健康、心理など、私なりの「ありのまま」を追究していきます。

ダイエット論その②-続き:水分太りの下半身痩せ

下半身太りの原因、「水分太り」を科学的に検証していきましょう。

水分太りは医学的に言うと浮腫です。むくみともいわれます。むくみの原因は、いろいろあるといわれていますが、今回は論文等で検証できない漢方にもとづく説明は省きます。

むくみの原因は

 

  • 老齢
  • 心臓疾患
  • 腎臓疾患
  • 肝機能障害
  • 傷害
  • アルコールの大量摂取
  • 高山病
  • 妊娠
  • 高血圧
  • 薬の副作用
  • 月経の一定期間(エストロゲンが水分をため込みやすくさせる)
  • 長時間立ちっぱなしや座りっぱなし(重力)

と言われています。基本的に一番最後以外はここでどうこう言える問題ではないので、これまた省きます。

重力によるむくみ

地球上にいる人間は、重力の影響を受けています。重力の影響で、上にあるものは下にさがります。つまり、足元がむくむのはしょうがないことのようにも思えます。

しかし、脚には筋肉や動脈というポンプの役割を果たす器官が存在しているため、生物学的に普通に生活している分にはむくまないはずです。ですが、現代社会において、ヒトは生物学に逆らった生き方を強いられるので、むくみという問題に直面させられがちです。

むくみを悪化させる原因

ポンプが作動していないと、むくみが激しくなります。下半身のポンプ機能が低下してしまう原因として考えられるのは

  • 運動不足による筋肉の衰え(とくにふくらはぎ)
  • ハイヒールの長時間の着用による筋肉の衰え(ハイヒールをはいていると、脚の筋肉が偏った動きをするため、ふくらはぎが委縮しやすい)

です。冷え性によってもむくみが激しくなるという記述も時折見かけますが、どちらかというと「冷える=動きたくない」というのが理由かと思われます(体が冷えると本来は体は水分を排出する方向に働くので)。

また、寝ている間に脚にたまった水分が体の上部に戻りますが、以下の理由からその量が制限されることもあります。

  • 寝不足(睡眠時間がその人の必要量を下回っている)
  • 寝ぞうの悪さ(ベッドから足をおろしてしまう)
  • 足の付け根に食い込むパンツを着用(水分が戻るのを邪魔している)

対処法

  • 座っている間、立っている間にふくらはぎを緊張させたり緩めたりする
  • 着圧ストッキングを仕事中履く(とくにふくらはぎ部分に圧力があるもの。つま先や足首に強い圧力があるものよりも、ふくらはぎ単体の圧力を重視したほうがよさそう:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23433949
  • 運動をする(運動用の平べったい靴やはだしなどで)
  • ハイヒールの着用は必要最低限にする(途中ではき替えるなど)
  • ハイヒールの着用時間が短縮できない場合は、ふくらはぎの筋トレを行う
  • 寝る時間が確保できない場合は、起きている時間なるべく脚を上げる(ねっ転がって脚を枕の上やクッションの上にのせるなど)
  • 足の付け根に食い込むパンツは履かない(ボーイレッグのショーツやレースのパンツにする)
  • ガータータイプのストッキングは緩めのものを着用して、ガーターベルトで引き上げる