愛され女子の作り方

ありのままの自分=愛され女子への近道。でも、ありのままって?ダイエット、美容、健康、心理など、私なりの「ありのまま」を追究していきます。

ダイエット論その②:脂肪太りの下半身痩せ

特定の部分が太りやすい体質というのは実在することは、前回の記事で取り上げ済みですが、下半身痩せについて具体的に取り上げてみたいと思います。

まず、「下半身太り」の定義はいくつかあると思うのですが、「私、下半身が太いんです」と悩んでいる人はまず自分が太りすぎているかどうかここにあるチェックシートで確認する必要があります。もし、適正体重・適正体脂肪量を超えて太っている場合は改善の余地がある(というよりも、本来の体型に戻せる)と思いますが、そうでない場合は「自分が太りすぎている」という妄想に侵されているだけです。ありのままの自分を受け入れる練習が必要です。

本題に戻って・・・。

下半身太りとは

  • 「下半身に脂肪がつきすぎている状態」
  • 「下半身に水分がたまりすぎている状態」

あるいは

  • 「下半身に筋肉がつきすぎている状態」です。

ただ、女性の場合、よほどの一日3時間以上のスポーツまたは重労働をしていない限り、「筋肉がつきすぎている」というのはないと思います(もし、本当に筋肉がつきすぎているとしたら、今の生活を送る上で必要な筋肉なので、単に落とそうとすることは危険です)。もしかすると、筋肉はほどよくあるから皮下組織が固く感じるが、その上は脂肪あるいはむくみ・・・という可能性もあります。

ということで、重点的に脂肪と水分のお話をしようと思います。(とはいえ、最後のほうで筋肉の話もします)

脂肪がつきすぎる原因と対処法

 

前回の記事で取り上げた遺伝子・動かさなすぎが現在の科学で考えられる理由です。もし、全然動いていないのであれば、運動をしたほうが健康的になりますから、少し動いたほうがいいでしょう。

ほどよく動いている人で、「それでも下半身が太い」と思っている人は、ここでいったん立ち止まって考えてほしいです。

「本当に下半身太りを解消する必要性はあるか」

ということを。

なぜなら、下半身の体脂肪の蓄積というのは、心臓疾患と結び付きにくく、心臓や血管の健康にいいからです。

閉経後の女性を比較すると、下半身太りの女性のほうが上半身太りの人よりも心疾患のリスク因子が減っていた。Van Pelt RE, et al., "Lower-Body Adiposity and Metabolic Protection in Postmenopausal Women." J Clin Endocrinol Metab. 2005 August; 90(8): 4573. doi: 10.1210/jc.2004-1764
女性のみに限っていえば、下半身の脂肪蓄積量は心疾患とI型糖尿病のリスクと反比例していたShay CM, et al. "Regional Adiposity and Risk for Coronary Artery Disease in Type 1 Diabetes: Does Having Greater Amounts of Lower Body Adiposity Lower the Risk?" Diabetes Res Clin Pract. 2010 September; 89(3): 288–295. doi: 10.1016/j.diabres.2010.03.028

しかも、場所はどこであれ、人は自分の適正脂肪量を体に蓄えることになる、ということを考えると、無理に下半身痩せをする必要はないんじゃないかと思います。

また、男性は本能的にウエストがきゅっと締まっていて、ヒップがふくよかな女性にひかれるそうです(理想はウエスト:ヒップ比が7:10)。そして、2013年4月24日のホンマでっか!?TVでも取り上げられていましたが、男性は女性の繁殖能力を脚の太さではかっている傾向があります(澤口先生が高橋真麻さんに対して、恋愛の第一段階は見た目。女性の外見的な魅力は、男性がその人と繁殖したいかどうか、つまり健康的か、出産能力があるかにかかっている。つまり、脚が細い女性は繁殖能力が低い・不健康と本能的に判断してしまうと述べていましたね)。

よく動き回っている人は足首を見ればわかります。足首が細い人は、よく動いていて健康的です。

きゅっと締まったウエスト、足首、そしてふくよかな太ももとふくらはぎは、ヒトという生物の女性(メス)としてとても魅力的ということです

(ホンマでっか!?TVの別の回では「女性同士、相手の恋愛がうまくいかないようにする傾向がある」ということを取り上げられていました。自分自身の恋愛がうまくいっていない女性は、異性受けをしそうな女性に対して本能的に拒否反応を示すので、ガリガリ体型で繁殖能力の乏しい=自分の競争相手にならない女性を好む、という趣旨のことも言っていましたね)

結論

ってことで、「健康だけれど、下半身の脂肪が多い女性は、本当は下半身太りを解消する必要はない」という結論に至ります。運動不足で下半身に脂肪がつきすぎている女性は長期的に、日常的に運動をしたほうがいいですが・・・

下半身がふくよかな人はきれいだと思う

長くなったので、水分による下半身太りは別の機会で。