【チェック】痩せすぎではありませんか？【現状維持機能】

ダイエットのし過ぎ等で自分の適正体重と適正体脂肪量よりも下回ってしまうと、体調不良になります。いわゆる「美容体重」よりも重かったとしても、自分の体質的に痩せすぎと言うのは十分あり得ます。

太りすぎ（→こっちのチェックリストで確認）も体によくないですが、痩せすぎもよくないです。自分の適正体重、適正体脂肪量の絶対値を知ることはできませんが、以下のチェックリストにこたえることで、現時点で体重が「適正値以下かどうか」は確認できます。一度回答してみてください。

1	冷え症だ	はい いいえ
2	いつも食べ物のことを考えてしまう	はい いいえ
3	時々、どうしようもない空腹感に襲われる（朝起きると、のどの渇きや空腹感がひどいなど）	はい いいえ
4	寝る前におなかがすいてしまう	はい いいえ
5	性欲がない	はい いいえ
6	生理不順・無月経である	はい いいえ
7	いつも疲れていたり、いらいらしていたり、自信がなくて落ち込んでいたりする	はい いいえ
8	抜け毛や爪、肌の不調を感じる（肌の乾燥、枝毛、切れ毛、爪が割れやすいなど）	はい いいえ
9	何もないところで転ぶ	はい いいえ
10	けがが治りにくい、あざができやすい、風邪をひきやすい、時々体の中のどこかが痛い気がする	はい いいえ

1～10までの「はい」の数が多い場合、あなたは自分の現状維持機能を乱し、適正体重あるいは適正脂肪量を下回っている可能性が高いです。このまま続けていても、結局は現状維持機能の力によって体重が増えることを受け入れましょう（もし、そのまま痩せ続けていると、健康を害する恐れがあります）。

特にダイエットをしているつもりがないのに当てはまるものが多い場合、副腎皮質、脳疾患、甲状腺機能の異常など、何かしらの疾患が隠れている可能性もあります。念のため医療機関を受診することをお勧めします。

（表は、
Bacon, L. (2010) Health At Every Size: The Surprising Truth About Your Weight, 2nd edition, Dallas: BenBella Books.
のものを参考に、私見を交えて作成しています。病気の診断のために用いるのではなく、自分の体調を振り返るためのツールに過ぎませんのであしからず）